光害と星の撮影を考えてみる
いつもお世話になっている電気。これのおかげで夜も快適に暮らせるのですが、星を撮影する立場になるとその光が邪魔になります。
光の害と書いて、光害(こうがい)と言います。
たとえば海岸で星を撮るとしたら、都市がある方角の空は明るすぎて星がほとんど見えません。
月の光も自分の影が見えるくらい明るく照らしてきます。
*都市がある方角の空
逆に都市の光が無い、海がある方角は暗くて星がたくさん見えます。
*海がある方角の空(星降るカメラで撮った写真です)
たとえば一眼レフで星を撮影する時はレンズも大きく感度も良いので、光害の無いとにかく暗い条件で撮影すると感動するくらいの写真が撮れます。
iPhoneで星を撮影する場合はどうでしょうか。
一眼レフと同様にすごく暗い場所に行ってできるだけたくさんの星を写すのもいいですがiPhoneの小さなレンズではどうしてもノイズは出ます。
そこで、この光害や月の光を利用して星空にきれいなグラデーションをつくるのも一つの撮影方法かな〜って思います。
*光害を利用して作ったグラーデーション
明るい方向から90度くらいずらして星を撮影すると星も少し写って空もグラデーションで色づいて綺麗です。
*山の向こう側に月の光があります
iPhoneはスマホなりの星撮影のアイディアや楽しみ方がいろいろあるのかもしれませんね。
写真という趣味はいい写真を撮るためにこうやっていろいろと妄想するのがとても楽しいです。